ここは俺が今までに書いて満足した自己満足の詩の作品を載せていきます。
そんなに量はありませんがあははこいつ(/ω\)ハズカシーィと笑っちゃってください。


三つの人格


あなたは優しく語りかける
俺はお前に頼ることができない

あなたは笑う。
私の心は暗黒。

俺は笑う。興が覚めれば地獄。

だから私は真の自分を忘れようとする。
しかしそこに生きる意味はないのだ

数学は楽しい。すべてを忘れられる。
将棋は甘美。性欲は無垢

今日も眠ろう

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暗明


花は乱れて咲くだろう 幾月の忍耐の先に
白虎は雄々しく啼くだろう死の影と共に
日月星は美しく輝くだろう百億年の孤独に耐えて
法則は普く世界を統べるだろう無慈悲な平等の下に
闇は貴方を優しく包むだろう真実から遠ざけて

人は醜く希む陰のない栄光を

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他人をどれだけ賞賛してても自分にとってすこしでも都合の悪い側面を見せられると手のひらを返すリア充を憎んだ時に浮かんだフレーズ。「物事のいい面も悪い面も受け入れる」とかいった趣旨の流行歌の歌詞には安い感動を抱くくせに実際には物事を自分の都合のいいようにしか受け取れないアホがあまりにも多いのでいい面よりも悪い面を強調する詩を書きたかった。だから明暗ではなく暗明

いやここで言ってるいい面悪い面というのは何も考えてない馬鹿なリア充の勝手なイメージ。花が美しく咲くためなら幾月の忍耐は尊いと思う。白虎が雄々しいために死の影は尊い代償なのかもしれない。栄光には栄光を成り立たせるための現実が付きまとうもの。何も知らない馬鹿なリア充がそれを勝手に悪だと決め付けるのである。

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妹にキラキラワード並べすぎ、て言われました。ま・・・そっすかね・・・orz
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世の中


頭のいい奴は皆ガキ
頭の悪い奴は目先のことしか見えていない

話のできる奴は世の中の本当が見えない
話のできない奴は卑屈になるばかり

謙虚な奴は全体を見通せず
傲慢な奴は自分を変えようとしない

才能のある奴はそのために傲り
それだけを頼み
才能のない奴は最初から諦めてしまう

大した考えもないのに夢に走る奴
それすらしない生きているだけの奴

「普通の家族を作りたいだけなの」
自分のことしか考えない馬鹿な女
「困ってる人を助けたい」
ステレオタイプの何もわかってない善い人

甘やかすことが愛だと思ってる馬鹿な親
しつけることの意味を分かっていない虐待親

世間が見えてないふんぞり返った学者たち

宗教家は理想を追い求めるあまり現実が見えていない
宗教家じゃないものはこれを畏怖し、または嫌悪し
厳然たる現実の一部足る
宗教の本質に気づこうとしない


それでも私だけは正しくあろう
そんな世の中のために生きよう
世界中でそう決意した私にしかできないことなのだから



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これは俺が思想の形成期の高2の友達もいなくて成績も悪くて、一番集中して哲学していた一番辛い時期に作った詩。当時の俺はこの詩にとても癒されて、嬉々として2chのポエム板の評価スレに投稿したら、最低の評価だった。抗議したら「この詩を見ても絶望しか感じない」と言われた。でもこの詩は当時俺が感じていたこと、頭の中でとぐろをまいて俺を苦しめていた想念を楽になりたいからありのままに表現したものだ。詩はそういうものじゃないんだろうか。キラキラワードやお花畑思想を並べ立てるだけが詩ではないと思うのだが。希望に満ちた詩が詩作の全てなのだろうか。絶望の詩もあっていいではないか。詩を通して伝えたいと思うことは人それぞれなんだから。

>頭のいい奴は皆ガキ
>頭の悪い奴は目先のことしか見えていない

ならどうすればいいのか? 簡単だ。勉強して、直近の現実も遠い未来もちゃんと見据えられるようになればいい。ただ現実にそんな人がいないだけだ。この詩は現実をありのままに捉え、その上でどうするべきかについて問い直すもの。

>話のできる奴は世の中の本当が見えない
>話のできない奴は卑屈になるばかり

ならどうすればいいのか? 簡単だ。コミュ力も世の中の真実も両方大事にして生きていけばいい。ただ現実にそんな人がいないだけだ。この詩は現実をありのままに捉え、その上でどうするべきかについて問い直すもの。


2chの評価人たちはこんな簡単なことも思い浮かばない。そんな人達の心を動かすためにそんな人たちに媚びるように希望に満ちた言葉を並べるのが詩なんだろうか。違うと思う。

AかBかと問われて小人は素直にどちらかを答える。君子は問の枠にとらわれず最善の答えを探ろうとする。

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